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立川文学賞から2人がプロデビュー、設立3年目「今後の良き刺激に」

第1回立川文学賞作品集の出版記念会の時の様子。右から志茂田景樹さん、一本木凱さん、柚刀郁茶さん

第1回立川文学賞作品集の出版記念会の時の様子。右から志茂田景樹さん、一本木凱さん、柚刀郁茶さん

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 2010年に設立された立川文学賞受賞者から、今年2人がプロデビューを果たした。

 立川文学賞は、東京立川こぶしロータリークラブ(立川市曙町2、TEL 042-527-0524)創立25周年記念事業として設立。実行委員会は立川市民の有志によって運営され、審査委員長は直木賞作家の志茂田景樹さんが務める。第1 回は全国から266作品の応募があり、その中から大賞1、佳作5作品が選ばれ、2011年6月に受賞作品が立川文学賞作品集として出版された

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 今年デビューを果たしたのは、第1回に佳作を受賞した「立川トワイライトゾーン」の柚刀郁茶(ゆとういくさ)さんと、同じく「浪人志願」で佳作を受賞した一本木凱(いっぽんぎがい)さんの2人。柚刀さんは4月に蒼月海晴(あおつきかいせい)として「黄昏百鬼異聞録」(講談社)を、一本木さんは10月に「夢喰屋仕込み剣」(廣済堂文庫)をそれぞれ出版している

 「立川文学賞という一地方文学賞の中から、将来中央文壇で一人でもデビューできればいいね、という思いから始めた。3年目にして思いもかけず2人もデビューを果たした。当事者としてはもちろん、今後の応募者への大いなる良き刺激になることを願っている」と同実行委員会事務局の鈴木茂さんは話す。

 先月30日に締め切られた第3回の受賞者は、2013年3月に発表される予定。