西国分寺の非公式キャラ「にしこくん」がファンブックを発売し、話題を呼んでいる。
にしこくんはJR中央線の西国分寺駅に近い国分寺跡から発掘された「あぶみ瓦」をモチーフにしたゆるキャラ。同駅付近は通称「にしこく」と呼ばれるエリアで、にしこくんは自治体主導ではない非公式のキャラクターとして活動している。手はなく、足は円形の顔から出ていて、全身モノトーンなど、一般的なゆるキャラとは異なる雰囲気の容姿が注目されている。
2011年のゆるキャラグランプリで3位に入り、2012年の同グランプリではスタート時より1カ月遅れのエントリーにもかかわらず、800位から44位まで順位を上げ、都内では1位となった。昨年はバラエティー番組にも出演し、今治のバリィさん相手のゆるキャラ相撲で話題になった。
昨年12月に発売された「ブンブンブック にしこくん」(講談社)はグラビア写真や、にしこくんの活動の記録、徹底解剖コーナー、4コマ漫画の読者投稿などを掲載。語尾に「ブーン」と付けてつぶやくツイッターでのフォロワーとの実際にあったやりとりも紹介している。
昨年の活動を振り返って一番の思い出について、「たくさんのみんながぼくの2歳のお誕生日をお祝いしてくれて、ほんとにほんとにうれしかったブーン」とにしこくん。「今年もゆるく活動していくブーン。昨年以上にたくさんのみんなに会いに行きたいブン!」とも。
価格は1,050円。