立川が好きなフェイスブックユーザーが集まる「立川人のココいいよ」(通称「タチココ」)のオフ会が2月8日、立川駅北口のイタリア料理店「トラットリア ボーノ ミイナ」(立川市高松町2)で開催され、約40人が交流を深めた。
立川在住者や出身者を中心に約420人のフェイスブックユーザーが集まる「タチココ」。結成は昨年6月で、立川に在住・在勤者はもちろん、立川が好きなら誰でも加入できるが、宣伝目的での参加は不可となっている。「立ち上げのきっかけは相模原市の『相模原グループ』というフェイスブックグループを見たこと。メンバーの誰かが紹介した店にみんなが訪れ、そのネタで楽しそうに会話していた。立川で、個人経営の店と近隣に住む方々が交流をもてる仕組みをつくりたいと思った」と話すのは、同ページを運営するコンサルティングオフィス欅(けやき)の久米収さん。
今回初めての開催となったオフ会。「『タチココ』参加メンバーの方々からオフ会を希望する声が多く寄せられるようになり、そろそろかなと思い開催した。みんな近所で、フェイスブックで顔を知っている方も多く、自然な流れだった」という。
当日は、約40人が参加。参加者がニックネームと立川名産の「ウド」の本数で立川歴を表示した名札を付け、食事を楽しみながら、4つのテーブルを自由に回り交流を深めるスタイル。ほとんどが初対面という状況にもかかわらず、席についた瞬間、会話が始まり、3時間の間、参加者自身の立川歴や街ネタなど、「立川」をキーワードに大いに盛り上がった。
「どのテーブルも会話が途切れることはなく、同じ地域というくくりだけでこれだけ盛り上がるんだと感動した。昔ながらの地域のコミュニティーはどんどんなくなっているが、同じ地域の人と話したいという気持ちはやはりみんな強く持っていると感じた」と久米さん。「今後は、いろんな業種の店を会場に、その店ならではのイベントを開催していきたい。店舗側が一般の方々の意見を聞ける機会を提供できたら」とも。
同フェイスブックページへは、自分から申請して参加するか、すでに参加しているフェイスブック上での友人などからメンバー追加処理をしてもらえば参加できる。