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立川「夢工房」で被災者手作り作品を販売-作者と購入者つなぐ場に

大山団地に避難されている方たちが作られた作品

大山団地に避難されている方たちが作られた作品

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 立川駅南口のレンタルスペース&ギャラリーカフェ「夢工房」(立川市柴崎町2、TEL 042-843-7818)は、立川市・大山団地に避難する被災者が作った手作り作品を展示・販売している。

 同店の店主押切千枝さんは、震災被災者を支援する会「Cobushi Project」のメンバーとして、オリジナル支援グッズの制作・販売や支援イベントを展開、「立川・東日本大震災避難者を支援する会」を通して立川市・大山団地に避難する被災者へ収益金を寄付するなどのチャリティー活動を行ってきた。

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 「当店は、『手作り好きな方へ作品発表の場を提供したい』という思いから始まった。大山団地自治会長の佐藤良子さんから、避難されている方の中に手作り作品を作られる方がおり、販路を探していると聞き、『夢工房』らしい形で何かお手伝いできないかと思い、作品を置かせていただくことになった」と押切さん。

 現在、店内に置かれている手作り作品は、トイレットペーパー入れの「くうちゃん」(500円)、ネコ型のクリップ「にゃんこ隊」(300円)など10種類。マージンなどは取らず、作品の売り上げ全額をその作品の作者に届けることにこだわり、2012年5月の開始以来、今年2月までで26万6,000円を届けることができた。

 「購入者された方からの『声』を、作者の方へ細かくお届けするようにしている。作品を作られた方が店頭に来られて直接話をすることもある。作者と購入者をつなぐ伝書バトのような役割は、自分たちらしい支援の仕方だと感じている」と押切さん。「自分の作った作品を購入してくれる人がいるということは『生きがい』『やりがい』につながると思う。継続が大切。今後も長く続けていきたい」

 「どの作品も一点一点心を込めて作られている。贈り物や自分へのご褒美としてぜひ利用してほしい」とも。

 営業時間は11時~17時。水曜定休・日曜不定休。作品を販売できる店やイベントなども募集している。問い合わせは夢工房まで。