立川のNPO法人「柿の木ネット」が運営する「柿の木カンパニー」が、立川産の蜂蜜を使った「立川のはちみつかりんとう」を販売し話題になっている。
「柿の木カンパニー」は障がい者自立支援法に基づく障がい福祉サービス事業所で、就労に難しさを抱える精神障がいを持つ人が、孤立することなく安心して働けるための支援活動を行っている。
「新しい仕事の開拓について考えていた時に、『地域の資源と課題を仕事と雇用に変える』というミッションの元に事業を展開しているMNH(調布市)という会社を知った。魅力的な取り組みだと思い、アプローチをしたところ、『立川のはちみつかりんとう』の立川での販売権を渡すので、商品の仕入れ、包装、在庫管理、販売を全てやってみないかと提案いただいた」と施設長の中田智子さん。
「当商品の販売は、障がいがあって就職に困難がある人たちの仕事を創ることにある。立川市内での委託販売、コラボ商品の企画等を通じて、各方面とのつながりが増え、私たちの仕事が地域とつながっていると実感できればうれしい」とも。
「ほどよい甘さ、歯応えなので、お子さんからご高齢の方まで、幅広くおいしく食べられる商品で『立川観光協会推奨認定品』になっている。団体、企業名やメッセージを入れたオリジナルパッケージが作成できるので、あいさつ品や記念品として気軽にご利用いただきたい」
価格は300円。立川市役所「カフェはぁもにぃ」ほか3カ所で販売するほか、ホームページからも注文できる。立川駅周辺での販売店も募集している。