立川の高松町にある米軍ハウスX-AREAで5月10日・11日、「ハウス・デ・アート」が開催される。
米軍ハウスは、立川に米軍基地があったころに米兵とその家族用に建てられたもので、現在も10軒余りが残っており、多くのアーティストが住んでいる。「アメリカハウスが奇跡的に残ったハウス村を多くの人々に知ってもらいたくてこの企画を始めた。工房を始めたのも、このハウスがあったから」と話すのはAtelier SONOKOのさとうさん。2009年の開催以来、今回が6回目となる。
銅版造形工房の「BONZE工房」では作品の展示のほか、銅や真ちゅうを使ったワークショップを実施。銅版画工房の「Studio 版」では銅版画の展示や工房内の見学もできる。「Atelier SONOKO」はギャラリーをオープンし、絵・イラスト、立体作品を展示。地域デイサービス「テイクオフ」はハンディを持つ子どもたちを中心とした活動の場で、施設の紹介や模擬店なども開く。11日にはハワイアンなどのライブも予定。
「前回は200人以上の方にご来場いただいた。今までX-AREAに入ったことがなかったご近所の方にも喜んでいただいている。 ハウスは花もきれいなので、散歩がてら遊びに来ていただければ」とさとうさん。
開催時間は11時~17時。