国立のイタリア料理店「Altopascio(アルトパッショ)」(国立市東1、TEL 042-505-8312)で6月1日から、「絵と料理で楽しむトスカーナフェア」が行われている。
相模原市在住の画家・熱田和博さんが描いたイタリアのフィレンツェ、サンジミニャーノ、ピエンツァなどのスケッチ画を展示する「熱田和博 トスカーナの旅スケッチ展」の同店での開催に合わせ、絵に描かれた町ゆかりの料理を提供する同フェア。店主の吾妻宏樹さんは「熱田さんは当店スタッフのお父さま。ご家族で何度か食事にいらっしゃるなど、交流を深めてきた。自分が料理の修業をしたイタリア・トスカーナ地方の町を描いたスケッチがあると伺い、絵と料理をコラボさせた企画を思い付いた」と話す。
期間中は、シエナの伝統料理で豚の頭の肉を使ったテリーヌ「ソプレッサータ」(700円)や、ピエンツァで有名な羊の乳で作ったチーズ「ペコリーノチーズ」に果実をからしシロップに漬けた「モスタルダ」を添えた「ピエンツァのペコリーナチーズ モスタルダ添え」(1,000円)など、熱田さんの絵に描かれている町の郷土料理を用意。ワインもサンジミニャーノなどトスカーナ地方のものをそろえる。料理の提供はディナータイム限定で、シェフおすすめのコース(4,000円)のほか、アラカルトで単品での注文も受け付ける。
「絵の中のイタリアの町並みや自然の風景を楽しみながら、絵に描かれた町の料理を味わっていただければ」と吾妻さん。
営業時間はランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~23時30分(日曜・祝日は22時30分まで)。火曜定休。同フェアは6月15日まで。