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国立のギャラリーで豆皿など陶器の個展-「美の壺」紹介作品も

ジグソーパズルを組み立てると豆皿に

ジグソーパズルを組み立てると豆皿に

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 国立の「暮らしのアートギャラリー もえぎ」(国立市中2)で、9月27日から「井上塁器展」が開かれる。

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 同ギャラリーは2009年にオープンし、作家ものの器・キリバリーアートを中心にした常設展、作家の多彩な個展などで暮らしのアートを紹介する。

 井上塁さんは茨城県笠間市で陶芸を中心に制作する。同ギャラリーでは、同作家の個展は昨年11月に続き2回目。店主の田中登志子さんは「シンプルで垢抜けていて、使いやすい井上さんの作品を私は『ジャズが似合う器』と呼んでいる。彼ならではのエッジがきいた作品をぜひ紹介したいと思った。前回は井上さんのファンや常設の井上さんのカップを見て来られた方が多く、皆さん彼の発想のユニークさに驚かれていた」と振り返る。

 同展では、カップ・独創的な豆皿など約150点の作品を展示販売する。今年5月にNHK「美の壺」の「てのひらで愛(め)でる豆皿」で紹介されたジグソーパズルや組み立ててチョウの形になる豆皿も出展する。

 「普段使いの器、遊び心あふれる独創的な器、全てに自分らしさを貫かれている井上さん。これからが楽しみな作家の今をご覧いただける機会。実際に作品を手に取って作家の思いを感じていただけたら」と来場を呼び掛ける。作家在店は9月27・28日と10月5日~18時。

 開催時間は12時~19時(最終日は~18時)。10月5日まで。

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