立川市地域文化振興財団(立川市錦町3)が現在、3月26日に実施する「世田谷美術館鑑賞ツアー」の参加者を募集している。
専門的な知識や経験を有する専門家のレクチャーや作品解説付きで芸術作品に触れることができる同ツアー。2008年度からスタートし、今年で6回目となる。
今回訪れる世田谷美術館では、東宝の代表作「ゴジラ」と「七人の侍」に焦点を当てた「東宝スタジオ展 映画=創造の現場」、東宝スタジオで映画美術などに携わった画家や彫刻家などの作品を取り上げた「世田谷に住んだ東宝スタジオゆかりの作家たち」を鑑賞する。鑑賞後には、桜の名所としても有名な「砧公園」(世田谷区)の散策も予定。
「2つの展示を通し、より深く映画創作の秘密に触れていただくことができると思う。見学前に行う見どころを解説するレクチャーは、個人での訪問ではなかなか聞くことのできない話を聞ける貴重な機会になるのでは」と同財団文化事業係の三好亜紀子さん。「見学時間はたっぷり用意した。美術館、砧公園ともにじっくりお楽しみいただけると思う」とも。
「美術や映画に関心のある方はもちろん、春休み期間中でもあり、ぜひ家族連れの方にも参加いただければ」と参加を呼び掛ける。
参加費は、大人=2,000円、小・中学生=1,000円(交通費、入館料含む)。定員45人(定員を超えた場合は抽選)。立川市内在住・在勤・在学者で小学生以上が対象。申し込みは、はがき、ファクス、メールで受け付ける。詳細はホームページで確認できる。締め切りは2月10日(必着)。