小惑星「コクブンジ」誕生-日本の宇宙開発発祥の地・国分寺から命名

市制施行50周年を迎えた2014年11月3日時点もの。地球から4億6,000万キロメートル、太陽から4億2,000万キロメートルの距離にある。

市制施行50周年を迎えた2014年11月3日時点もの。地球から4億6,000万キロメートル、太陽から4億2,000万キロメートルの距離にある。

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 国際天文学連合に提案申請されていた小惑星「コクブンジ(Kokubunji)」が2月3日、公式決定された。国分寺市が発表した。

 1955(昭和30)年に同市本町の新中央工業跡地(現・早稲田実業学校)で行われた長さ23センチの「ペンシルロケット」の水平発射実験が日本の宇宙開発の始まりであることから、「日本の宇宙開発発祥の地」といわれる同市。その研究の中心が糸川英夫博士で、探査機「はやぶさ」が到着した小惑星「イトカワ」のクレーターの一つにも「国分寺」と命名されている。

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 小惑星「コクブンジ」となった小惑星87271番(2000 PY3)は2000年8月、美星スペースガードセンター(岡山県井原市)で、日本スペースガード協会の小惑星観測プロジェクトにより発見された。同小惑星は18.2等で、約4年2カ月で太陽の周りを回り、直径は約4キロメートルと推定されている。国分寺市制施行50周年の記念として、同協会と日本宇宙フォーラムの厚意により命名されたという。

 「この時期は21時ごろに東の空、木星の左下に位置しているようだ。今年はペンシルロケット水平発射実験から60年という節目の年。小惑星『コクブンジ』誕生を追い風に、『日本の宇宙開発発祥の地・国分寺市』をまちの魅力として発信していきたい。さまざまな宇宙関連イベントも企画している」と同市担当者。