国分寺の「カフェスロー」(国分寺市東元町2、TEL 042-401-8505)で6月16日から、ココナツの食器や雑貨の展示会「COCO no Ki展 台風被害から生まれたココウッドプロジェクト」が開催される。主催はフィリピン産ココナツの輸入および製造販売を行うココウェル(大阪府大阪市)。
2013年11月にフィリピンを襲った大型台風ヨランダにより、大きな被害を受けたフィリピンのココナツ農家を継続的に支援する活動「ココウッドプロジェクト」を展開する同社。その一環として、被災したココナツ農家と共同で、台風で倒れたココナツの木を再利用した食器や雑貨のブランド「COCO no Ki」を立ち上げ、2014年から同ブランド第1号製品となるカトラリーや食器などの販売を始めた。今年6月には同ブランド第2弾商品として「ミニプレート(丸・角)」(大=2,000円(税別)、小=1,200円(同))を発売する。
新商品の発売を記念して開かれる同展では、同ブランドの新作を含む全製品を展示、販売する予定。ココウッドプロジェクトや、製品の製造過程も写真で紹介する。
6月20日には、ココナツの倒木からできたビーズでアクセサリーや雑貨を作るワークショップを開く。参加費は100円。開催時間は11時30分~15時で、随時参加可能。
同日19時からは、「フィリピン・台風被害からの復興。ココナッツでできること」と題したディナートークライブを開催。同社社長の水井裕さんが、被災して1年半がたった現地の復興状況と今後の課題、ココウッドプロジェクトについて紹介する。「COCO no Ki」の食器を使い、ココウェルのココナツオイルなどを使った「スペシャルオーガニックディナー」も提供する。参加費は3,000円。事前申し込みが必要。
同展の開催時間は11時30分~18時(19日・20日は15時30分まで、21日は16時まで)。今月21日まで。
※初掲時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。