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国立・谷保天満宮で旧車祭 世界の歴代名車200台、無料のレトロシャトルバスも

昨年の様子

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 国立市の谷保天満宮境内(国立市谷保)で12月6日、歴代名車・旧車・スーパーカー200台が集まる「谷保天満宮旧車祭」が開かれる。

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 同イベントは有栖川宮威仁親王が先導した日本初の自動車による遠乗り会(1908年)の目的地が同天満宮だったことから100周年を記念に始まり、今年で7回目の開催となる。同イベントを主催するのは、1908(明治41)年に同天満宮梅林で設立された日本最古の自動車クラブ「Automobile Club Japan」。会長の是枝正美さんは「昨年はお年寄りから幼児まで男性が7割の1万人が来場し、NHKでも紹介され13時過ぎに5000人強の来場者でごった返した」と振り返る。

 当日は同天満宮のほか、JA東京みどり富士見台支店駐車場(富士見台1)と隣の富士見台駐車場の3会場で計200台を展示する。第1会場では1910年ロールスロイスシルバーゴースト、1930年MG Nタイプマグネット、第2会場ではランボルギーニカウンタック、フェラーリ512TRなどのスーパーカーやラテン車を展示。第3会場では1950年キャディラックなどの米国車や、ジャガーEタイプやトライアンフなどの英国車、ベンツ・BMWなどの独車を展示する。遠乗り会に参加した国産初のガソリン自動車・タクリー号のレプリカも。

 地元の「銀星交通」(東2)のタクシーをチャーターし、タクリー号のデカールを貼った「国立タクリー」が天満宮駐車場と第2会場間を無料で乗り合い運行する(11時~14時)ほか、昨年好評だった「銀河鉄道」(東村山市青葉町2)の無料シャトルバス(昭和のレトロバス・日野RC700)も国立駅南口から第2会場まで運行する(10時~14時)。

 是枝さんは「谷保天満宮はわが国の自動車文化発祥の地。『タクリーの街くにたち』にお越しいただければ」と呼び掛ける。

 各会場を回ってスタンプラリーに参加すると、先着107人に米国初の大陸横断道路ルート66のフォトカードを進呈する企画も(景品は第一団地「たまご広場」で交換)。展示終了後、大学通りでの近乗り会も行う(14時~15時)。

 開催は10時30分~14時。観覧無料。

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