多摩モノレール立川北駅に隣接する芸術作品群「ファーレ立川アート」で2月28日、ボランティアによるアート作品の清掃が行われる。現在、清掃ボランティアを募集している。
ファーレ立川アートは、1994年に完成した世界36カ国92人の作家による109点のパブリックアート作品群。2014年から、立川市や市内の企業、市民団体などで結成する「ファーレ立川アート再生実行委員会」により修復再生事業が進められており、現在、計40作品の修復作業を実施している。
同アート作品のボランティアによる清掃は、アートガイドツアーを行う市民団体「ファーレ倶楽部(くらぶ)」が「ぴかぴかアートプログラム」と題し、年2回募集、実施している。今回は、「清掃ボランティアに参加することでアートに親しみを持っていただく」ことを目的に同再生実行委員会が主催する。
当日は、依田久仁夫さんの作品「アートNo.51」とフランシスコ・インファンテさんの作品「アートNo.86」の2作品を、高圧洗浄や薬品を使い清掃する予定。清掃終了後は、同ボランティア参加者に向けて、パブリックアートをテーマにファーレ立川アートのアートディレクター・北川フラムさんの講演会も開く。
開催時間は10時~17時。定員は20人。立川市地域文化振興財団へ電話(TEL 042-526-1312)かファクス(FAX 042-525-6581)で申し込む。締め切りは今月19日。応募者多数の場合は抽選。