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ファーレ立川アート20周年記念イベント開催へ-「赤い植木鉢」でプロジェクションマッピングも

アート№70、ジャン=ピエール・レイノーさん作の「赤い植木鉢」を舞台にプロジェクションマッピングが行われる

アート№70、ジャン=ピエール・レイノーさん作の「赤い植木鉢」を舞台にプロジェクションマッピングが行われる

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 立川市内各所で10月13日、「ファーレ立川アート20周年記念イベント」が開催される。主催はファーレ立川アート再生実行委員会。

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 ファーレ立川アートは、多摩モノレール立川北駅に隣接するエリアに展示される世界36カ国92人の作家による109点のパブリックアート作品群。現在は、修復再生事業が進められており、10月13日には完成20周年を迎える。

 同イベントのテーマは、「みんなで祝おうファーレのアートな誕生日」。立川市女性総合センターアイムホール(立川市曙町2)では、ファーレ立川アートを創ったアートディレクター・北川フラムさんの講演会を行うほか、ピアニスト・唐木千咲さんによるアートにちなんだピアノリサイタルを開催する。

 ファーレ立川アート地区では、アートガイドツアーをボランティアで行っている「ファーレ倶楽部」の解説付きで同作品群の109作品を巡る「ファーレ立川アートツアー」(参加申し込みは、女性総合センターアイムホール1階)や、同地区を散策し、街に散らばるアート作品を探す「アートハント in ファーレ立川」も行われる。

 立川高島屋(曙町2)北側のアート№70、ジャン=ピエール・レイノーさん作の「オープンカフェテラスの赤い植木鉢」では、プロジェクションマッピングが行われる。横5メートル、縦5.47メートルの「赤い植木鉢」を舞台に、映像と音楽を楽しむことができる。

 立川駅北口のサンサンロードでは12日から13日にかけて、「立川アートクラフト祭り」が開かれる。国内各所で手作り市を開く「青空個展」の協力を得て、ハンドメイド作家の作品を販売する「アート手づくり市」、手作り体験ができる「ワークショップアベニュー」、立川市内のおいしいものが集まるケータリングエリア「立川グルメタウン」などを展開する。未就学児対象に、2日間で車1台をペイントするワークショップ「くるまにおえかきワークショップ」も行う(事前申込制)。

 「ファーレ立川アートが20周年を迎えるにあたり、そのお祝いをすると共に、同エリアを中心にイベントを実施することで、市民、来街者の皆さまに立川の街の魅力の一つとして文化芸術を楽しんでいただく機会を創出したい」と同実行委員会事務局の齋藤安則さん。「同イベントを通して、現在取り組んでいる修復再生事業についても伝えていきたい。同事業へ多くの方にご協力いただければ」とも。

 開催時間や参加方法などは、各イベントによる異なる。

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