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立川に託児付き女性専用コワーキングスペース 多摩地区初、男性の託児利用も

会議の様子

会議の様子

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 立川・多摩地区初の託児付き女性専用コワーキングスペース「Cs TACHIKAWA(シーズ立川)」(立川市錦町1)の開業に向け現在、準備が進んでいる。

 運営するのは同施設の運営にあたって9月に株式会社として設立された「シーズプレイス(CsPLACE)」(錦町1)。NPO法人「ダイバーシティコミュ」(武蔵村山市大南1)、子育て支援団体「ワッカチッタ」、地域特化型クラウドファンディングサイト「FAAVO東京多摩中央」を運営する「まちづくり立川」(立川市錦町1)などのメンバーから成る。

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 同社社長の森林育代さんは「ダイバーシティコミュで女性の就業起業支援事業を行ってきたことから、託児付きの女性向けコワーキングスペースを作りたいと思った。『まちを活性化する子育て支援的事業を始めたい』と考えていたまちづくり立川の岩下社長や私たちと同じ考えを持つ子育て支援団体ワッカチッタとつながったことで、3者で新たに会社を設立してプロジェクトを進めることになった」と振り返る。その後、保育士資格を持つ森林さんの元上司も参加。「前向きさや行動力、巻き込み力が飛び抜けて高いメンバーがそろったので、今後が楽しみ」と森林さん。

 「多様性を生かし 新しい価値と仕事を生み 地域を活性化する」をミッションに掲げる同施設。森林さんは「『子育て・家事・ケアワークの担い手=女性』という単一の価値観でなく、『こうありたい』を応援するダイバーシティ社会が、持続可能な豊かな社会の実現につながると思っている。当施設では保育園に預けて働くか子育てに専念かだけでなく、これまでのキャリアやスキル、趣味を生かしたフリーランスやプチ起業など第3の働き方を応援し、自分のペースで仕事や勉強ができる場、自己実現が図れる場、利用者同士や地域の方が交流することによって新しい価値を生み出す場を提供したい」と話す。

 施設内には独立した託児スペースを設け保育士を常駐させる。オフィススペースは女性専用だが、会議ができるミーティングスペースやイベントやセミナーなどに適したレンタルスペースは男性も利用でき、託児も利用できる。単発の仕事を希望する女性と仕事を依頼したい商店街や企業、個人事業主をマッチングする「お仕事マッチング事業」も行う。「子育て中は職住近接を希望される方が多いので、現在仕事をされていない方に仕事が提供できる仕組みとして取り入れた」と森林さん。

 現在、施設概要や料金を確認できる資料請求を受け付けている。「11月中旬オープンを予定しているが、工事状況にもよるので年内オープンを目指している。女性たちがビジネスやアイデアの多様な種をまき、育て、存分に花開かせる場でありたい。たくさんの方が集い、愛されるまちのハブとなるコワーキングスペースを目指すので、気軽に問い合わせいただければ」と呼び掛ける。

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