立川市立大山小学校(立川市上砂町1)南側の「立川基地跡地昭島地区2号公園」予定地で11月20日、環境学習イベントが開催される。
国営昭和記念公園(緑町)の西側に位置し、昭島市福島町、築地町および中神町と立川市泉町の一部から成る「立川基地跡地昭島地区」は現在、独立行政法人都市再生機構による街づくりが進められている。
同2号公園は、同事業により整備される3つの都市公園の一つで、広さは4ヘクタール。そのうち、1.5ヘクタールの整備を行う現工事では、子ども向けの複合遊具や大人向けの健康遊具、休憩用のシェルター、ベンチなどを設置するほか、芝生広場や季節の花壇を整備。来年3月の完成を予定する。残り2.5ヘクタールは順次立川市が整備を行う予定。
「立川基地跡地昭島地区2号公園予定地にいってみよう!!」と題した同イベント。同公園の工事を手掛ける西武造園(豊島区)事業開発部の奥野康一さんは、「公園の工事現場での環境学習イベントを通し、同事業や環境に配慮した街づくりについて理解増進を図るとともに、近隣住民の方々に同公園工事へ協力と理解を頂ければと思い企画した」と話す。
当日は11時からと13時から、小学4年生以上を対象に環境学習プログラムを開講。「環境について考えよう!地球誕生から46億年をたどる」と題し、インストラクターが「空気」「水」「食べ物」をキーワードにエコロジカルネットワークや生態系サービスなどについて解説する。事前申込制で定員は各回40人。
そのほか、種と泥だんごを混ぜて「種だんご作り」が体験できるコーナーや、工事現場で働く重機に乗車し記念撮影ができるコーナーも用意する(当日受け付け)。
開催時間は10時30分~14時。雨天の場合は23日に順延。環境学習プログラムは、西武造園事業開発部企画開発室まで電話(TEL 03-4531-3600)で申し込む。締め切りは今月18日17時。席に余裕のある場合は当日参加も受け付ける。