現在、冬の装いとなった国立駅南口周辺エリアが来街者のクリスマス気分を盛り上げている。
同駅南口に設置された仮囲いには11月下旬、もみの木やサンタクロース、トナカイなどのイラストが出現した。「Kunitachi Campus Wall」と題する同取り組みは、JR中央ラインモール(小金井市本町1)が仮囲いを街のメッセージボードとして活用しようと企画した。
初の試みとなる今回は、仮囲いに描かれたイラストに、メッセージを記入したステッカーを貼ってもらい、参加者と共にクリスマスの風景を完成させていく。ステッカーは今回のお題「国立で過ごすクリスマス、どこでなにしたい?」の答えを記入できるもののほか、ベルや靴下、キャンディーなどクリスマスツリーのオーナメントをかたどったものも用意。国立駅改札やnonowa国立(国立市北1)のコンシェルジュカウンターをはじめ、市内26店舗で配布する(なくなり次第了)。
同社地域連携担当者は「駅の仮囲いの装飾を検討していく中で、皆さんに参加いただけて、新しい国立の風景となるようなものをと思い企画した。国立に住んでいる方はもちろん、働いていらっしゃる方、遊びに来られた方などさまざまな方に参加いただければ。ツリーを彩るオーナメントもかわいく仕上がっているので、お子さまにも楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。12月25日まで。
大学通りでは12月3日、冬の風物詩「国立大学通りイルミネーション」が始まった。大学通り沿いに植えられた10本の大ケヤキが約8万8000球のLED電球をまとい、クリスマスツリーに変身。今年は多摩信用金庫国立支店(中1)前の1本をイルミネーションの色が変わる特別仕様とし、記念撮影が楽しめるようライトアップしたベンチも用意した。23日には、ミニライブや抽選会、サンタとの記念撮影などが楽しめるクリスマスイベントも予定する。
国立駅前大学通り商店会の秋田康祐会長は「国立のイルミネーションは温かみのあるイルミネーション。冬のひと時にホッとしていただければ」と話す。
イルミネーションの点灯時間は17時~24時(12月24日・31日は終夜点灯)。来年1月4日まで。