国立の農園「くにたち はたけんぼ」(国立市谷保)で6月3日、「どろまみれ!in はたけんぼ 2017」が開かれる。運営はNPO法人「くにたち農園の会」(谷保)。
田植え前の田んぼで泥まみれになって遊ぶ同イベントは今年で5回目。前回は約200人が参加し、親子で泥遊びを楽しんだ。
泥遊びの経験のない子どもの多い昨今、同会理事長の小野淳さんは「親が子どもにやらせたいと思っていてもかたくなに拒む子もいる。最初は恐る恐るだが、一回泥の洗礼を浴びればあとはどうでもよくなって大騒ぎで遊ぶ」と話す。
当日は大人が子どもを乗せてゴールまで走る「どろ舟レース」、「どろジャンプ台」「どろフラッグ」「どろ玉入れ」などの遊びを用意する。市内のニッポー設備(富士見台3)の提供で、軽トラの荷台を利用した温水シャワーユニットを用意する。
小野さんは「大人も子どもも泥まみれになると、日々の暮らしのいろんなことがどうでもよく思えるぐらいの解放感がある。都内ではこのようなイベントを開催しているところはまれなので、この機会に参加していただければ」と呼び掛ける。
開催は10時30分~14時30分。雨天の場合は翌日に順延。参加費は中学生以上=500円、小学生以下=300円、3歳以下無料。