東京にしがわ大学は9月9日、「にしがわに新しくできた道をビューする」と題する授業を行う。
同大学は学校法人ではなく、東京の西側の多摩全域をフィールドに、誰もが参加できる学びのコミュニティーを目指しているネットワーク。
今回の授業テーマは「地図に載っていない道を歩いて、まちを学ぶ」。今年4月に区画整理で生まれた新しいまち「昭島市もくせいの杜」を歩く。近隣在住で、自営で土木設計を行っているまついのぶおさんが同授業のコーディネーターと先生を担当する。「区画整理の様子を記録していたので授業で紹介したいと思っていた。グーグルストリートビューより先に、この地域をビューしたかった」と話す。
授業は西武拝島線武蔵砂川駅集合。「基地跡地ということから造成工事を進めるにあたり、不発弾やなぞの物体などさまざまなものが出てきた」という話や、「もくせいの杜」のいわれ、道路の利用状況などを聞きながら「新しくできたきれいで広い道路」など約6キロ歩いて見学する予定。JR東中神駅で解散する。
まついさんは「自分が住んでいて良く知った町であっても、目をこらすと新しい発見があるはず。それを楽しんでいただけたらうれしい」と話す。
開催時間は13時~16時40分。定員8人(9月1日抽選)。参加には学生登録と保険代30円が必要。