立川を拠点とする3人制プロバスケットチーム「TACHIKAWA DICE(立川ダイス).EXE」組織委員会と、渋谷区をホームタウンとして活動するプロバスケットボールチーム「アルバルク東京」を運営するトヨタアルバルク東京(文京区)が10月6日、バスケットボールを中心とした、スポーツの普及・振興事業に関する相互協力の協定を締結した。
スポーツによる地域活性化に関する連携を推進するとともに、スポーツ、教育、観光、文化、経済の発展に貢献し、地域社会の発展・振興を図ることを目指し結ばれた同協定。今後は、バスケットボールを中心としたスポーツの普及・振興事業へ寄与していくほか、市民との交流事業、社会貢献活動などに協働して取り組んでいくという。
6日に行われた締結式では、トヨタアルバルク東京の林邦彦社長と、立川ダイス組織委員会の佐藤浩二会長が協定書にサイン。硬く握手を交わした。林社長は「バスケットというキーワードで立川をより活力ある街にしていけたら」とあいさつ。佐藤会長は「立川はスポーツの面でも求心力のあるいい街になっていくのでは」と期待を寄せた。
アルバルク東京は、ホームアリーナである国立代々木競技場第二体育館(渋谷区)の改修工事に伴い、Bリーグ2017-18シーズンは30試合のホームゲームのうち26試合を「アリーナ立川立飛」(立川市泉町)で開催する。10月14日に同アリーナで行われる横浜ビー・コルセアーズ戦が、同アリーナのこけら落としとなるほか、翌15日のゲームには立川ダイスのキッズダンスチームの出演が予定されている。