たましんRISURUホール（立川市錦町3）で5月13日、立川市在住のジャズピアニスト・山下洋輔さんによるライブが開催される。

競演は若手ミュージシャン

　立川市内約30カ所で一斉にライブを行うイベント「第7回立川いったい音楽まつり」（5月19日・20日開催）の前夜祭として開催される同ライブ。

　山下さんの同イベント参加は今回で4回目。昨年は国立音楽大学の学生や卒業生と競演し、10代、20代の観覧者も多く、上は80代まで幅広い年齢層の音楽ファンがライブを楽しんだ。観覧者からは「大御所と学生との競演がイベントの趣旨に合っていてよかった」「音楽家の卵を応援したい気持ちになった」などの声が寄せられ、好評を博した。

　山下さんは2015年にたちかわ交流大使に就任し、音楽を通じて市内外に立川の魅力を発信し続けている。立川いったい音楽まつり実行委員会事務局スタッフは「山下さんは立川を代表する音楽家。そのライブをイベントに先駆けて行うことで、立川全体を音楽で盛り上げていきたい」と意気込む。

　当日は、山下さんのほか、金森もといさん（ベース）、小笠原拓海さん（ドラム）、米田裕也さん（アルトサックス）、曽根麻央さん（トランペット）が出演する。　

　同事務局スタッフは「次世代のジャズシーンを担う若手ミュージシャンと山下さんがコラボするスペシャルライブ。愛好家はもちろん、ジャズを聴いたことがない方にもジャズのパッションを感じていただければ」と来場を呼び掛ける。

　16時30分開場、17時開演。入場無料。定員は1000人（未就学児入場不可）。事前申込制で、立川市地域文化振興財団へ往復はがきで申し込む。締め切りは4月20日（当日消印有効、応募多数の場合抽選）。