立川駅北側「みどり地区」にヤギ戻る 3カ月限定、最後の「勤務」

ヤギとの交流を楽しむ親子連れ

ヤギとの交流を楽しむ親子連れ

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 立川駅北側の「立飛ホールディングスみどり地区」(立川市緑町3)に4月2日、ヤギたちが期間限定で戻ってきた。現在、10頭のヤギが熱心に除草作業に励んでいる。

熱心に除草作業に励む

 「みどり地区」は、立飛ホールディングス(栄町6)が2015年に取得した約3.9万平方メートルの元国有地。同年4月から、同社から依頼を受けたヤギたちが、同社総務部に「出向」し、同地の除草作業に当たってきたが、現在、同社が計画する新しい街区開発「(仮称)立飛みどり地区プロジェクト」が着工しており、ヤギたちの同地での「勤務」は今回で最後となる。

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 勤務期間は、4月2日から7月2日までの3カ月間。サンサンロード沿いの約2500平方メートルの区画に限定し、除草作業を行うという。同社総務部総務課担当者は「除草作業はもちろんだが、今回は地域の方と交流してもらいたいと思っている。帰ってしまった後も、この場所でヤギが除草していたと地域の方の記憶に残るよう、ヤギたちに頑張ってもらえたら」と期待を寄せる。

 4月2日14時すぎ、ヤギたちがみどり地区に到着した。今回「着任」したのは、「那須りんどう湖レイクビュー 那須高原牧場パーク」(栃木県那須町)からの6頭と、タレントの清水国明さんが経営する「自然暮らし体験村 森と湖の楽園」(山梨県富士河口湖町)からの4頭の計10頭。2016年6月にみどり地区で生まれた「ろく」と「ジュン」や、昨年5月に同地区で生まれた「わたげ」の姿もあり、同社担当者は「『ろく』と『ジュン』は名札を見ないとわからないほど成長していて驚いた。赤ちゃんだった『わたげ』も立派に育っており、とてもうれしい」と約7カ月ぶりの再会に笑顔を見せた。

 サプライズで設けられた触れ合いの時間には、大人から子どもまで、ヤギの出迎えに同敷地沿道に駆け付けた多くの人が敷地の中に入り、写真を撮ったり、同社が用意したエサをヤギにあげたり、ヤギとの交流を楽しんだ。 

 同担当者は「ヤギの除草作業は今回が最後。仕事ぶりを地域の方々に見ていただくことがヤギたちにとっても励みになると思う。7月までの3カ月間だが、ヤギたちの姿をご覧いただければ」と呼び掛ける。