立川駅北側「みどり地区」にヤギ戻る 4月から期間限定で

昨年の様子。「仕事」に励むヤギたち。

昨年の様子。「仕事」に励むヤギたち。

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 立川駅北側の「立飛ホールディングスみどり地区」(立川市緑町3)に4月2日から、ヤギたちが期間限定で戻ってくる。

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 「みどり地区」は、立飛ホールディングス(栄町6)が2015年2月に取得した元国有地。同年4月からは、同社から依頼を受けたヤギたちが同社総務部に「出向」し、同地の除草作業を担当。熱心に「仕事」に励むヤギたちの姿は地域住民からも親しみを持ってかわいがられ、人気者となった。

 例年11月末でその年の「勤務」を終えていたが、昨年は同地での流鏑馬(やぶさめ)の準備のため、8月末で「勤務」を終了。同地は2018年から、新しい街区開発「(仮称)立飛みどり地区プロジェクト」の着工を予定しており、最後のお別れになると思われた昨年の勤務終了日には、ヤギの見送りに多くの人が駆け付けた。

 4月からのヤギの「勤務」について、同社総務部総務課の担当者は「昨年は、11月に行った『立川立飛流鏑馬』の会場準備に伴い、いつもよりも早めのお別れになってしまった。中にはお別れができなかった方もいらっしゃると思い、期間は短いが、地域の皆さんとの触れ合いの機会を設けさせていただいた」と話す。

 ヤギたちが同地で「勤務」するのは、4月2日から7月2日までの3カ月間。サンサンロード沿いの一部エリアに限定して除草作業を行う予定。その他詳細は、同地区へ掲示するポスターや、フェイスブックページなどで順次公表していくという。

 「みどり地区のヤギによる除草作業は今回で最後。ヤギたちも皆さんにお会いできることを楽しみにしていると思う。この機会に足を運んでいただければ」と同担当者。

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