4月7日にグランドオープンする国分寺駅北口の商業施設「ミーツ国分寺」(国分寺市本町3)で5日、報道関係者向け内覧会が行われた。
同施設が開業するのは、同駅北口の再開発事業により建設された「cocobunji WEST」の1階~4階。商業施設面積約9000平方メートルに新業態6店舗を含む49店舗が出店する。コンセプトに「Store for our gathering」を掲げ、30~40代の女性をメインに、ファミリーやシニアにも支持される店づくりを目指すという。
国分寺駅からの入り口となる1階は「幸せな食卓とメイクビューティー」をコンセプトに、キーテナントとしてスーパーマーケット「クイーンズ伊勢丹」を据え、食を中心にとしたショップを展開。2階は「メイクビューティ&ヒーリングリラクゼーション」をコンセプトに、伊勢丹発のコスメのセレクトショップ「イセタン ミラー メイク&コスメティクス」をはじめ、ファッション、雑貨、美容院、リラクゼーションサロンなどを配置。3階には「コンフォートライフ」をコンセプトに、HMVの新業態「hmv BOOK store」をはじめ、ファッションや雑貨などの専門店が軒を連ねるほか、ユーティリティースペース「プラタナス広場」も備える。4階は「快適な生活と経験を共有」をコンセプトに、国内外 50 店舗目となる「東急ハンズ」を中心テナントに、旅行や保険などの暮らしをサポートする店舗もそろえる。
5日11時から行われた説明会では、三越伊勢丹ホールディングスの杉江俊彦社長が「この施設は『ちょっと上質なライフスタイルと集いの場を提案するデイリープレイス』としてつくらせていただいた。お客さまに満足いただくとともに、地域の皆さんと連携しながら国分寺の駅前をもっと盛り上げていきたい」と意気込みを語った。
グランドオープンする7日と翌8日はオープン記念として、同施設のLINE登録している各日先着500人に国分寺の地図が描かれたエコバックを進呈するほか、ツイッターやインスタグラムなどに館内のフォトスポットで撮影した風景を投稿した来場者にクーポンを進呈。各ショップではオープン記念の限定ノベルティーや特別価格の商品なども用意する(期間・内容は店舗により異なる)。
同施設と、国分寺をもっと寄り道したくなる街にすることを目指し活動する任意団体「国分寺よりみちネットワーク」との共催イベントとして、国分寺にゆかりのあるゲストが街を紹介する「よりみちトーク」(4月15日、要事前申し込み)や、市内5店舗の店主が展示・販売やトークイベントを行う「よりみちテーブル」(同22日・28日)も予定する(申し込み、問い合わせは国分寺よりみちネットワークまで)。
営業時間は10時~21時(一部店舗により異なる)。