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玉川上水にスウェーデンハウスのカフェ&フォトスタジオ 資金支援呼び掛けも

建物の外観

建物の外観

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 玉川上水駅近くの「cafe&photo studio イロノハ」(立川市幸町5)が9月のオープンに向けて現在、プレオープンを行っている。

 建物は立川市で保護樹林などの保全活動を行うNPO法人「グリーンサンクチュアリ悠」(同)の代表者が住んでいた築20年のスウェーデンハウス。1年ほど空き家になっていたところを、立川駅近くで企業主導型保育所「みらいのたね保育園」(錦町1)を運営する「シーズプレイス」(同)が借り受け、親子のための施設として「みらいの森プロジェクト」を展開。同保育園の「あそび基地」として活用するほか、子育て支援団体「ワッカチッタ」に子育てサロンの運営を、「イロノハ」に1階部分のカフェ&フォトスタジオの運営を委託する。

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 イロノハの代表は、ワッカチッタのメンバーでもある坂本桂子さん。2人の子を育てながら保育士として働いていた坂本さんは3人目の産後、「まんまる助産院」(若葉町2)の産後クラスへの参加を機に、「今やりたいことを大切にしよう」とフォトグラファーとしての活動を始めた。親子が集まる撮影会などを開く中で、「子どもにも安心な料理を提供できるカフェとスタジオが一つになることで、思い出の写真が撮れてつながりもつくれる、そんな場所を作りたい」との思いを強くしたという。場所は保護樹林地帯に位置し、「写真撮影や食事にも適した場所」と坂本さん。

 料理を担当するのは、同助産院や昨年まで国立市で営業していた「まんまる食堂」で料理を担当していたなんばゆかさん。メニューは旬の野菜を使った「イロノハ定食」(1,100円)、「お子様定食」(700円)、バターや卵不使用の焼き菓子(250円~、以上税別)、自然農のコーヒーやフェアトレードの紅茶、季節の自家製ジュースなど。撮影は記念撮影のほか、親子が集まる撮影会を企画する。コミュニティースペースとして、ワークショップやイベントなどにスペース貸し出しも予定する。

 「いつかあの子のごはん代」と称して、誰かの食事代を前払いする「Suspended Coffee(保留コーヒー)」というシステムの運用も目標に掲げる。坂本さんは「カフェだからできる『おなかがすいたらここにおいで』と言える場所にしたい」と意欲を見せる。

 現在、クラウドファンディング「FAAVO東京多摩中央」で資金支援を呼び掛けている。目標額は100万円で、支援は3,000円から。「いろいろな年代や個性の人が木の枝でつながるイメージで『イロノハ』と名付けた。いろいろな人が集い安らぎ楽しめる場所になれたら。子育ての楽しさ、今という宝物を記憶と記録に残せる場所として、また未来の目標のために応援していただければ」と呼び掛ける。