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立川駅北口にイタリアンバー 「食べて健康に」自然派のワインと料理提供

オーガニックや地産野菜にこだわって作られた料理の数々

オーガニックや地産野菜にこだわって作られた料理の数々

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 イタリアンバー「T.A.G. and bar」(立川市曙町2、TEL 080-3443-0619)が8月27日、立川駅北口にオープンした。

シェフの武藤聖美さん

 老舗鉄板焼き店「鉄板焼 千珠」(曙町3)の姉妹店としてオープンした同店を手掛けるのは、千珠でオーナーシェフとソムリエを務める武藤充英さんと、その妻・聖美さん。店舗面積約30平方メートルにカウンター10席、テーブル4席とこぢんまりした店構えながら、アメリカの古材を用いた広々としたカウンターを中心に据え、あえて刷毛跡を残したしっくいの天井やフランス蚤(のみ)の市で買い付けたアンティークの調理器具・カトラリー類、手彫りアートを施したワインだるなどで居心地のいい空間に仕上げている。

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 主に腕を振るうのは、六本木のイタリアンなどで約10年料理人としての経験を積み、ソムリエ資格も持つ聖美さん。農家や野菜にこだわるレストランで働いていたこともあり、フランスのワイナリーで修業しオーガニックな暮らしを経験した充英さんと意気投合。「いつか体に優しい料理と自然派ワインのお店を持ちたい」という共通の夢を持つようになったという。「オーガニックは通過点であって、『食べて健康になる』という結果は食事本来のこと。おいしく食べて健康になれる。そんな料理やお酒を提供できたら」と同店のオープンに至った。

 お薦め料理は、蜂蜜でトマトソースの酸味をまろやかにしイタリア産唐辛子ピカンテでアクセントを利かせたパスタ「小さなペンネアラビアータ」(500円)。小さなフリッジをアルデンテにゆでたこの一品は「おつまみにぴったり。ぜひ軽めの赤ワインやロゼワインに合わせてほしい」と聖美さん。ほかにもイタリア産プロシュートや、立川の農家や鮮魚店で仕入れた素材で作ったピクルス、オムレツ、イワシのマリネなどを提供。毎朝店で焼く自家製パン、季節のコンポートといったデザートも。

 絵本「野心家の葡萄(the ambitious grape)」のタイトルを店名とする同店は、ワインの品ぞろえにも力を入れる。イタリアやフランス、スペイン、オーストラリアなど幅広い国から自然派ワインを中心にセレクトし、白・赤ともに4~5種をグラスで提供(500円~、以上税抜)。ビール、ハイボールのほか、自家製リモンチェッロも用意する。

 聖美さんは「ワインをもっと日常に取り入れてほしい。カジュアルでアットホームなお店なので、カフェにコーヒーを飲みにくる感覚でワインを飲みにふらっと立ち寄ってもらえたら」と呼び掛ける。

 営業時間は16時~翌1時30分(ラストオーダー)。水曜定休。