立川市は11月下旬から、市内散策の楽しみ方をまとめた「立川散策ガイドブック」の配布を始めた。
立川市産業観光課観光振興係の担当者は「立川の観光地としては国営昭和記念公園が有名だが、魅力的なスポットは他にも多くある。これまでは『立川観光ガイドマップ』で地図によるスポット紹介をメインに行ってきたが、立川散策の楽しみ方や魅力を分かりやすく伝えることで、より楽しく散策していただけるよう企画した」と話す。
冊子では、立川の見どころを自然・アート・体験などのジャンル別に紹介。年間のイベントスケジュールや土産品、地図、宿泊施設リストも掲載する。「近年立川はアニメや漫画の聖地として取り上げられることも多く、オニ公園やサンサンロードなど他の市にはない知る人ぞ知る一風変わったスポットも紹介している。立川に来たことのない方でも、読んでわくわくできるような冊子作りを心掛けた」と同担当者。
「来街者の方に立川を安心して楽しく回っていただくためのツールの1つとして活用いただければ。地元の方にとっても、今まで知らなかった立川の良さを知っていただける冊子になったと思う。手に取っていただければ」と呼び掛ける。
B5横サイズ、20ページ。発行部数は3万8000部。市役所、立川市観光案内コーナー(立川タクロス窓口サービスセンター内)、東京観光情報センター多摩(エキュート立川3階)などに設置する。