立川市と立川市商店街連合会が主催する「輝く個店振興事業」が2月6日、2018年度の「輝く個店」の表彰式を行った。
同事業は、立川市内の個店の魅力を、店舗デザイン・商品力・接客などの視点から審査、表彰し、受賞店を市内外にPRすることで、商店街へ足を運ぶきっかけをつくり、商店街全体の振興に結び付けることを目指す。1人でも推薦があれば審査対象となり、審査員が各店に訪問して候補店を選出後、中小企業診断士や商店街の代表などから成る審査会で「輝く個店」を決定する。
11年目となる今回は、市内の個店212店舗の推薦があった。例年、上位店舗は僅差となっており、「区別する意味がなくなってきた」ことから、本年度からグランプリ、準グランプリのくくりをなくし、5店舗を選出、表彰した。
受賞店は、飲食業部門は居酒屋「焼き鳥居酒屋 伍楽」(立川市曙町1)、フランス料理店「Restaurant 27(レストランヴァンセット)」(柴崎町3)、物販・サービス業部門は菓子店「PATISSERIE Tsunagu(パティスリーツナグ)」(高松町3)、呉服店「ほっとすぺーす中屋」(柴崎町3)、審査員特別賞はダイニングバー「炭とワイン ビビ立川本店」(錦町2)が、それぞれ輝いた。
受賞店は、「輝く個店」表彰店舗や市内施設などを紹介するウェブサイト「たらった 立川」や市内各所で配布する「たちかわの輝く個店」を掲載したリーフレットなどで紹介する。
立川市産業観光課の担当者は「開店してから間もない店から長年立川を盛り上げてくれている店までさまざまな店が受賞されたが、どの店舗も魅力あふれており、これからも大いに活躍していただけると思う」と期待を寄せる。
「立川を代表するすてきなお店ばかり。家族や友達、職場の方などと多くの方に訪れていただけたら」と呼び掛ける。