「グランデュオ立川」(立川市柴崎町3)が4月18日、20周年を迎える。これに先立ち1日には20周年を記念したスタンプラリーが始まり、17日からはイベントなどさまざまな催しを展開する。
1999年4月18日、立川駅南口にJR東日本グループのジェイアール東日本商業開発(柴崎町3)が運営する商業施設として、前身のグランデュオがオープン。南口の中核的な店舗として発展した。グランデュオは、英語で「すてきな」などを意味する「GRAND」とドイツ語で「二重奏」などの意味の「DUO」を組み合わせた造語。顧客と社員、駅ビルと百貨店の複合業態、地域と店の共存共栄の3つの意味が込められている。
この20年間で立川は商業施設も増え、大きく発展してきた。同店営業部販売促進グループの北山初江さんは「グランデュオも小売りのプロフェッショナルとして、お客さまの『いつも』に新しい価値を提供し続けることを掲げながら、時代に合わせて改装などを行い、生活に寄り添えるようなサービスを提供できるよう努力してきた」と振り返る。
同店は1階から3階までの改装が一昨年に完成。今年は1階のエントランスをリニューアルしカフェを併設した。「今までグランデュオに来館したことがないお客さまにも来てもらえるように、新しいショップや居心地のよいフロアを作り上げることができた」と北山さん。「4月下旬にはエントランスが完成し、新たにもう1店がオープンする。ぜひ来館してほしい」と呼び掛ける。
20周年を記念したスタンプラリーでは、スタンプが3個集まると次回3,000円以上購入の際に500円クーポンとして使え、さらに追加で2個スタンプを集めるとコスメグッズなどが当たる抽選にも応募できる。スタンプ押印期間は21日まで。
17日~23日には立川周辺の人気店の総菜や野菜などを集めたマルシェ「20th Anniversary~近所で見つけた素敵なお店~」を開くほか、20日に陳建一さんが「陳建一麻婆豆腐店」に来店するなど、各店で20周年を記念したイベントや限定商品、特別メニューなどを用意する。
20日は桐朋学園大学音楽学部生、21日は国立音楽大学生によるコンサートも開催される。
北山さんは「立川印刷所に協力をいただきショーウインドーに昔の立川の写真を掲出しているが、今の立川の発展には目を見張るものがある。その中での20年はまだまだ短いものだが、これからも長く続けれられるよう、お客さまに心地よいサービスを提供していきたい」と話す。
営業時間は10時~21時(7階レストランは11時~22時)。