「たちかわの輝く個店」候補店の本年度の推薦受け付けが、7月から始まった。
立川市と立川市商店街連合会が主催する「輝く個店振興事業」の一環。同事業では、立川市内の個店の魅力を店舗デザイン・商品力・接客などの視点から審査・表彰。表彰店を市内外にPRすることで街の魅力を高め、商店街振興に結び付けることを目指す。今年で12年目。
募集しているのは、「飲食店部門」「物販・サービス業部門」の2部門。市内の隠れた名店やお薦めの店など、店の利用者らからの推薦を広く募る。1人でも推薦があれば審査対象となる。
審査では、各店に審査員が訪ね候補店を選出。さらに中小企業診断士など各専門分野で活躍する審査員で構成する審査会が、候補店の中から「輝く個店」を決定する。例年、上位店舗は僅差であることから、昨年度からグランプリ、準グランプリの枠をなくし表彰している。
受賞店は市報、同連合会ホームページで告知するほか、「たちかわの輝く個店」を紹介するリーフレットを市内各所で配布。「輝く個店」受賞店と街の情報や楽しみ方などを紹介するウェブサイト「たらった 立川」にも掲載する。
「同事業は12年続けているがすてきな店を多数推薦いただいている。毎年選ばれた店を見て、立川市の個店のレベルの高さを感じている」と立川市産業観光課の担当者。「飲食店だけでなく、物販・サービス業の店舗の表彰も行っており、さまざまな店が対象となる。お気に入りの店を推薦していただければ」と呼び掛ける。
推薦の締め切りは9月30日。ホームページのフォームで受け付ける。11月に開かれる「たちかわ楽市」でも会場内で推薦を受け付ける予定。