現役美大生らが「エコ」テーマのアートイベント-国分寺のギャラリーカフェで

「エコ」がテーマの作品を展示した店内

「エコ」がテーマの作品を展示した店内

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 国分寺のカフェ・バー・ギャラリー「Roof」(国分寺市本町3、TEL 042-323-7762)で6月23日より、アートイベント「eco de art」が開催されている。

 同イベントは「エコ」をテーマに、現役美大生である安藤さつきさんと小倉恵理子さんが「廃材」を利用して制作した作品を展示・一部販売するもの。2人は同イベントの主催者である福田未度加さんとともに「茶と味」というヤドカリ作品を企画・開催しており、定期的にカフェや喫茶店などの場で作品公開を行っている。

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 今回のイベント会場となった「Roof」は店舗2階の壁面スペースをギャラリーとして開放しており、2~3週間のサイクルでさまざまなアーティストの展示会を開催する、カフェ・バーとギャラリーが一体化した店舗。国分寺在住の福田さんが普段から同店に通ううちに、イベント開催を希望するようになったのがきっかけという。

 「エコがテーマと言っても環境保護運動を推進するイベントではない。むしろ自分たちのような、実用目的の物ではないファインアート作品を作る作家たちは、制作過程に出るゴミ問題を考えると決して地球にやさしいことをしているわけではない。アートかエコロジーか、どちらかに偏らずにバランスを取ることはできないかと思った」と福田さん。

 2人とも事前に何度も同店を訪れ、店の雰囲気と作品の調和を考えたという。以前から「アーティストのためのアートではなく、もっと作品と鑑賞者の距離を縮めて結びつけたい」と考えていたという安藤さん。古布でコースター(300円)やランチョンマット(2,000円)を作って販売することで、非日常のアートの世界を生活に取り込み、鑑賞者が「作品に参加」している形を目指す。小倉さんは、廃棄紙材で和紙をすき、作品に利用することで「ある程度役目を終えたものでも、ゴミからモノへ再生させることができるのではないかと考えた」という。

 福田さんは「美術館やギャラリーのように身構えて行くのではなく、食事や会話を楽しむ食卓に偶然アート作品があるという不意の出会いを多くの方に体験していただきたい。普段アートに接する機会のない方にも興味を持って楽しんでいただけたら」と話す。

 営業時間は12時~24時。水曜定休。7月6日まで。

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