国立の秋の恒例イベント「天下市」が11月2日~4日、国立駅南口の大学通りで開催される。
天下市は国立市商工会青年部が主催する国立市最大の商業祭。1964(昭和39)年に「天下に恥じない商人道を歩んでいこう」というスローガンに基づき開催。国立市内の商業者が日頃の感謝の気持ちを込めて行う青空謝恩市として定着し今年で54回を迎える。昨年は約20万人が訪れた。
今年は105の市内の商店・企業が出店する。「物販に限らず飲食店ゾーンも人気でおいしい名物料理を提供するなど『天下市ならでは』が目白押しになっている」と国立市商工会の田村さん。イベント会場では、家族でも楽しめる「ジャンプで遊ぼう!ふわふわエアー」や、「買ったら応募で!当たっていいとも!」など恒例のイベントも日替わりで実施する。
天下市での思い出をはがきに書き未来の自分に送る「未来の私へ ~send to me~」、天下市インスタグラムパネルの設置なども行う。
田村さんは「景気は緩やかに回復しているものの、中小企業・小規模事業者を取り巻く経営環境は依然として先行き不透明。そんな中で市内の事業者は各店独自の商品・サービスで元気に頑張っている。出店企業は歴史のある老舗・名店から、初出店の新規開業店など幅広い。文教地区、学園都市、モダンな町並みといったイメージの強い国立市だが、商店も元気。ぜひ国立市の今を楽しんでいただければ」と話す。+
開催時間は10時~18時(最終日は17時まで)。