布などの通販サイトを手掛けるアイ・ビー・アイnunocoto事業部(立川市錦町3)は、クリスマスツリータペストリーを販売している。
新作デザイン・絵本やスピッツのCDジャケットを手掛ける福田利之さんのイラスト
クリスマスツリータペストリーは、厚手のコットン地にツリーのデザインをプリントしたもので、壁や窓にかけて、ライトやオーナメントの装飾も楽しめ、場所を選ばないクリスマスインテリアとしても知られる。同社では2017(平成29)年、絵本作家・さこももみさんによる1作目をリリース。3年目になる今年は、絵本やスピッツのCDジャケットを手掛ける福田利之さんによる北欧テイストのデザインをリリースし、年々売り上げが伸びている。1作目は、オーナメントで自由に飾れることからファミリー層を中心に人気があり、シンプルに飾れる2作目は、カフェなどの店やフォトスタジオの購入も多いという。
同社は渋谷区に本社を置き、nunocoto事業部は2018(平成30)年5月に立川に移転。いずれも通販サイトで、オリジナルデザインのテキスタイルを販売する「nunocoto fabric」と、ベビー・キッズの手芸キット「nunocoto」を運営。企画制作・受注発送、ウェブサイト制作などを立川の事業所で行っている。企画に沿ったデザインをデザイナーにオーダーし、現在、約1000デザインの生地を販売している。ウェブで注文を受ける度に自社の大型プリンターで印刷・検品して発送。商品の在庫を持たないことから、多くの柄を取り扱えるという。ソーイング初心者も気軽にチャレンジできるよう、サイトでは無料型紙や作り方を掲載、型紙いらずの布地や手芸キットも販売している。
「出産後、クリスマスツリーの飾り付けが思うようにできなかった」と自身の経験を踏まえ、「もっと手軽に安全に楽しめるツリーがあったらいいなと、インテリアになじむクリスマスツリータペストリーを企画した」とディレクターの小宮さん。「布なので倒れる心配もなく、店舗のディスプレーとしてや、赤ちゃんやペットがいるご家庭でも安心」とも。
価格は税込み(大)6050円(小)4070円。12月19日までの注文分はクリスマスイブまでに到着予定。1点のみはネコポス(185円)での発送に対応。