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立川の調理師・製菓専門学校で学園祭 朝ドラ料理監修者プロデュースメニューも

西東京調理師専門学校の学園祭の様子

西東京調理師専門学校の学園祭の様子

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 立川の「西東京調理師専門学校」(立川市高松町3)と「国際製菓専門学校」(曙町1)が2月1日・2日、学園祭・卒業作品展を開催する。

約600個のパンのピースで作られた尾形光琳の「竹梅図屏風」

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 「田中教育グループ」が運営する2校が合同で開催するのは今年で3回目。昨年は2校合わせて約8000人の来場があったという。会場は両校校舎と立川高島屋S.C.(曙町2)の3カ所。

 西東京調理師専門学校ではテーマを「進」とし、同校が参加する「小さな村g7 サミット」の企画として全国7つの村の特産品を販売する。広報の中島正夫さんは「本校も多摩地区にある小さな専門学校。小さいからできることを根底に共同の取り組みを始めている」と話す。レストランではNHK朝ドラの「ひよっこ」と「なつぞら」の料理監修を担当した副校長の住川啓子さんプロデュースの「ハッシュドビーフセット」と「ホットケーキ2種」を提供する。ほかに、学生による手打ちそばと厚焼き卵の実演販売や手作り料理の販売も行う。「卒業作品展も行うので、日頃の学習の成果を目で見て味わっていただければ」と中島さん。

 立川高島屋S.C.の店頭では、2月2日まで国際製菓専門学校の大型作品の展示を行っている。16回目となる今年は、製菓総合専門士科の37人が尾形光琳の重要文化財「竹梅図屏風(びょうぶ)」を約600個のパンのピースを使ってほぼ原寸大(約65センチメートル×約181センチメートル)で制作。「天に向かって力強く伸びる竹、素朴でかれんな花を付け心地よい香りで人々を魅了する梅が今年のクラスのメンバーの姿と重なった」という。1日・2日には学生が作った和洋菓子やパンを販売する即売会を行うほか、あめ細工・マジパン・バタークリームのデモンストレーションを行う。

 開催時間は、1日=10時~16時(西東京調理師専門学校は11時~)、2日=10時~15時。立川高島屋S.C.での展示は10時~19時。

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