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型紙無しでも作れるエコバッグ 立川の事業者が作り方をネットで無料公開

アクセス1位の「横マチ付きエコバッグ」大容量で使わないときは内ポケットにしまっておけるデザイン

アクセス1位の「横マチ付きエコバッグ」大容量で使わないときは内ポケットにしまっておけるデザイン

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 プラスチック製買物袋の有料化に伴いエコバッグを手作りする人が増えている中、布などの通販サイトを手掛けるアイ・ビー・アイnunocoto事業部(立川市錦町3)が、エコバッグの作り方・型紙を無料で公開している。

アクセス第2位のコンビニ用エコバック 市場ではあまり出回らなかった大きさがポイントに

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 同社は渋谷区に本社を置き、nunocoto事業部は2018(平成30)年5月、立川に移転。いずれも通販サイトで、オリジナルデザインのテキスタイルを販売する「nunocoto fabric」と、ベビー・キッズの手芸キットを販売する「nunocoto」を運営。企画制作・受注発送、サイト制作などを立川の事業所で手掛けている。ソーイング初心者も気軽にチャレンジできるよう、サイトでは無料型紙や作り方(ソーイングレシピ)を掲載。型紙を使わずに洋裁を手軽に楽しめる手芸キットも販売している。

 有料化が始まる7月1日が近づくにつれて、以前から掲載していたエコバッグの無料型紙のアクセスが急増し、利用客からの問い合わせに応え異なるサイズやデザインのソーイングレシピを追加で公開した。

 中でも反響が大きかったレシピは「横マチつきでたっぷり入る!布製エコバッグ」。大容量で、使わないときは内ポケットにしまっておけるデザインで、作り方のアクセスや最適な布についての問い合わせが多かったという。次いで6月29日に公開した「コンビニ用エコバッグ(標準型・弁当型)」のアクセスが急増した。

 他にも、「30分で完成!簡単ミニトートバッグ」「帆布で簡単!レジ袋型バッグ」「エコバッグにも!マザーズバッグにも!ざっくり大きなトートバッグ」などのソーイングレシピが、写真付きで紹介されている。

 nunocoto事業部の河合さんは「多くの人が必要としているアイテムなので、どんな裁縫スキルの方でも手軽に作れるよう、初心者でも簡単に作れる、型紙無しでも作ることができる、少ない布で作ることができることの3点にこだわった」と言う。

 エコバッグに最適な布地は「丈夫で、かつ使わないときは小さく折り畳める生地が向いている。当店の生地で言えばコットン100%(オックス)がお薦め」とも。

同サイトでは1000種類以上のデザインの生地を取り扱う。「初心者でも簡単にできるエコバッグの作り方を無料で多数掲載しているので、ぜひ一点だけのマイバッグを作ってみては」と利用を呼び掛ける。

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