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VRで商店街散策 国立の4商店街がオリジナルストリートビューを共同制作

国立市富士見通り4商店会合同プロジェクトチームが制作したオリジナルストリートビュー

国立市富士見通り4商店会合同プロジェクトチームが制作したオリジナルストリートビュー

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 国立市富士見通り4商店会合同プロジェクトチームによるウェブサイト「富士見通り コロナに負けるな!お散歩VR大作戦!」が11月14日、公開された。

富士見通り4商店会共通のフラグ

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 国立市内の「国立一番街商店会」「富士見通り中央商店会」「富士見通り中商店会」「国立市西商店会」の4つの商店会が集結し、各商店街の個店と店主を紹介するオリジナルストリートビューを制作。閲覧者がバーチャルリアリティーで散歩することで個店を知り、実際に足を運ぶきっかけとなることを目指す。

 プロジェクト実行委員で国立市議会議員の高柳きみこさんは「コロナ禍で商店会のイベントが次々に開催中止になり、来店者数が激減し経営を持続することが難しい状況の店も増えてきた。それでもピンチをチャンスに変えて、今できることをしたいと4つの商店会が一致団結。初めて合同プロジェクトを立ち上げ、オリジナルストリートビューを作ることにした」と経緯を振り返る。

 テーマは「心と心をつなぐ笑顔」。富士見通り中商店会に所属するウェブ制作会社を中心に、各商店会のプロジェクト委員がそれぞれの商店会に所属する個店の店主の写真を撮り、ストリートビューにコラージュする形で制作した。撮影の際は永見理夫国立市長や富士見通り四商店会応援団のメンバーも協力したという。

 サイト公開と同時に、VRの中に隠れている国立市のゆるキャラ「くにニャン」が全部で何匹いるかを当てるクイズ「くにニャンを探せ!」も実施するほか、4商店会の店を利用した買い物客に抽選で買い物商品券が当たる「VR完成記念セール」も11月30日まで開催する。

 「プロジェクトを通じて、疲弊していた4商店会が一つになり、新たな商業振興策へとつながる一歩を踏み出せた。これからの季節は、富士見通りから見える新雪の富士山が一際大きくきれいに見える。バーチャルでの散歩の後はリアルな富士見通りで、多くの方に富士見通りの店と魅力的な店主を知っていいただければ」と高柳さん。「今後もさまざまな取り組みを行ってサイトを更新していく。『距離は置いても心は密に』を合言葉に、力を合わせて頑張っていきたい」と意気込みを見せる。

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