立川市は、2022年度に立川駅南口にオープン予定の「東京都・立川市合同施設(仮称)」(立川市柴崎町3)の市専有部の名称募集を始めた。
同施設は、立川駅南口に東京都と立川市の合同施設として開設。建物は地下1階、地上7階建てで、敷地面積は約2090平方メートル、延べ床面積は約9035平方メートル。地下1階~3階の一部が市の施設、3階の一部~7階が東京都の施設(しごとセンター多摩、労働相談情報センター)となる。
1階部分には、立川市や多摩地域、大町市の地域特産品等の紹介・販売コーナー、地産地消主体の食事や飲み物を提供する軽飲食コーナーを設け、まちづくり立川(錦町1)が運営する。3階部分には立川市や多摩地域などの観光情報発信スペースを整備するほか、地下1階から地上2階にかけて、24時間利用可能な市営駐輪場を設ける予定。
同市ではこの施設を地域活性化の拠点の一つと位置付け、「立川駅南口の新たなにぎわいと多摩の魅力発信拠点」をコンセプトに整備を進めている。
名称は、応募用紙や市ホームページなどから誰でも5点まで応募でき、地域団体代表者などから成る選考委員会で審査し、優秀作品(3点程度)を選考。優秀作品のうち1点を施設名称に用する。
総合政策部企画政策課の青木さんは「施設が市民や来街者に愛され、親しまれるものとなるよう、皆さんのアイデアをお待ちしている」と、応募を呼び掛ける。