国営昭和記念公園(立川市緑町)で1月17日、「朝ラン in 昭和記念公園」が開かれる。
同園で取り組む、気軽に公園を利用しながら健康寿命の延伸と運動実施率の向上を目的とした「パークフィットネス事業」の一環。公園開園時間前に、園内の「水鳥の池」を中心とした1周2.5キロのコースを走り、自動計測システム「スポタグ」を使って移動距離、タイム、ペースなどを計測することができ、ゴール後は有料ゾーンを含む園内を一日中楽しめる。
種目は、マラソン10キロコース(定員100人)、リレーマラソン10キロ(定員50組、1組=2~4人)、マラソン5キロコース(定員100人)の3種。好記録は公園ホームページに成績を掲載するほか、参加者全員に「スポーツクラブメガロス」施設1日利用券と、昭和記念公園内ランニングコース・オリジナル計測タグ「スポタグ」を進呈する。
スポタグは非接触技術「RFID」を採用した計測システムで、日本で初めて常設の計測機が国営昭和記念公園内に設置された。専用のタグが内蔵されたリストバンドを装着してコースに設置されたセンサー前を通過すると、移動距離・ペース・消費カロリーなどが記録され、その場でスマートフォンに記録が表示される。大会終了後も園内の「水のコース」「広場のコース」「森のコース」で利用できる。
同園広報担当者は「コロナの影響で大きなマラソン大会が中止になるなか、公園の開園前に一般客との接触を避けたランニングイベントを企画した。園内はサザンカ、ツバキ、ソシンロウバイ(黄色い梅)が見頃なので、ゴール後も公園を満喫していただけたら」と参加を呼び掛ける。
同園では今回「コース設置開催記念大会」として実施し、2021年度からは定期的に大会を開催していく予定。新型コロナウイルスの感染状況に応じて中止の可能性もある。
※こちらのイベントは、東京都のコロナ感染者増加を受け、感染拡大防止のため中止となりました(12月25日発表)。