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休園中の多摩動物公園でチーターの赤ちゃん4頭誕生

多摩動物公園で生まれたチーターの赤ちゃん4頭

多摩動物公園で生まれたチーターの赤ちゃん4頭

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 多摩動物公園(日野市程久保7)で1月12日、チーターの赤ちゃん4頭が誕生した。

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 生まれたのはオス2頭とメス2頭の四つ子。いずれも名前は決まっておらず、今後飼育担当者で話し合い決める。

 母親の「デュラ」は6頭の赤ちゃんを出産し、うち2頭は死産だったが、2回目の出産だったため順調で、1頭目が出てきてから6頭目が出てくるまでは3時間程度の安産だった。

 同園は希少動物であるチーターの繁殖を進めており、他の飼育園館同士で相互協力しながら新たなペア形成や繁殖を目指すため、ブリーティングローンという繁殖を目的とした動物の賃借契約を導入。富士サファリパークからオスの「キト」と姫路セントラルパークからメスの「デュラ」を借り受け、今回の繁殖につながった。

 昨年10月、デュラ(メス8歳)とキト(オス5歳)の交尾を確認し、出産の10日前ごろから腹部や乳首の張りが目立つようになり、出産に向けて準備を進め、1月12日夜に生まれた。同園で飼育しているチーターは、今回産まれた赤ちゃんを含め計13頭(オス8頭、メス5頭)になった。

 同園飼育展示課の佐々木さんは「公開は通常だと約2カ月後だが、今は緊急事態宣言中で休園している。再開園後、母子の体調が安定次第公開する予定なので、公開を楽しみにしていただければ」と呼び掛ける。

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