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多摩動物公園でキリンの赤ちゃん誕生  全国歴代4位の高齢出産

キリンの「ノゾミ」と「ノン」親子

キリンの「ノゾミ」と「ノン」親子

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 多摩動物公園(日野市程久保7)で3月7日、キリンの雌の赤ちゃんが誕生した。

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 母親は「ノゾミ」(1992年多摩動物公園生まれ)、父親は「ジル」(2013年埼玉県こども動物自然公園生まれ、2015年に同園に来園)。同園では189頭目の繁殖となる。子どもの名前は、母親の「ノゾミ」から一文字とって、「ノン」と名付けられた。

 2019年10月頃に妊娠の兆候が見られ、3月7日の夕方、寝室(群れで過ごしている寝室)内で出産が始まり、約1時間後に子どもの全身が出てきたという。その後、子どもは起立し、そして歩行、母親から乳をもらう行動へと順調に進んだ。

 母親の27歳8ヵ月の年齢での出産は、全国的に見ても歴代4位の高齢出産だった。子どもはやや小さい体で、4月の2週目には群れに戻す予定で、時間をかけて群れに戻す練習をしている。

 同園キリン飼育係の清水勲さんは「母親のノゾミは今回5回目の出産だが、今まで子どもが成育したことがないので、ノンには無事に成育してほしい」と期待を込める。

 新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、同園は4月12日まで休園中。

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