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将棋「王将戦」第4局 ソラノホテルで立川立飛対局、立川で初の棋戦

谷川九段と日本将棋連盟会長の佐藤康光九段、立飛ホールディングスの村山正道代表取締役社長が見守る中、対局がスタート(写真提供:日本将棋連盟)

谷川九段と日本将棋連盟会長の佐藤康光九段、立飛ホールディングスの村山正道代表取締役社長が見守る中、対局がスタート(写真提供:日本将棋連盟)

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 将棋界8大タイトルの一つ「王将戦」の第70期第4局となる立川立飛対局が2月13日・14日、「SORANO HOTEL(ソラノホテル)」(立川市緑町3)で開かれた。

14日には佐藤康光会長と谷川浩司九段による「大盤解説会」「オンライン特別座談会」を開催

 王将戦は将棋界8大タイトルの一つで、名人戦に次いで2番目に長い70年の歴史を誇る棋戦。立川でのタイトル戦開催は初。現棋界四強の筆頭ともいわれる渡辺明王将(名人、棋王との3冠)に永瀬拓矢王座が挑戦する七番勝負では、第3局までで渡辺王将が貫禄を見せて3連勝と、3連覇に王手が掛かっている状況で第4局を迎えた。

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 会場は協賛社の立飛ホールディングスが経営する同ホテルの一室。通常は客室として使われている部屋を王将戦仕様に変更。両対局者は前日に現地入りし、立会人を務める谷川浩司九段、副立会人の中川大輔八段と共に対局場を検分した。

 12日にルーデンス立川ウエディングガーデン(泉町)で開かれた関係者レセプションでは、立川市との関わりについて渡辺王将は「中央線沿線に十数年住んでいるのでよく来る街。ソラノホテルからの景観も素晴らしかった」、挑戦者の永瀬王座は「立川に来るのは初めて。自分の住む街と比べ、だいぶ栄えていて、また来たい、住んでみたいと思った。ホテルの名前は前から知っていたので来られてうれしい」と、それぞれ話した。

 迎えた1日目の13日、谷川九段と日本将棋連盟会長の佐藤康光九段、立飛ホールディングスの村山正道代表取締役社長が見守る中、対局がスタート。永瀬王座がややリードを奪う形で2日目に指し継がれ、永瀬王座が勝って1勝3敗とした。第5局は3月1日・2日、佐賀県上峰町の「大幸園」で指される。

 終局後、カメラの前で立飛グループのイメージキャラクターたっぴくん・たっぴちゃんを抱き、R-HM型軽飛行機の前でポーズを決め笑顔を見せた永瀬王座。「スポニチ王将戦」のツイッターでは、同ホテルで提供された両者の勝負めしやデザート、朝食、部屋の様子などを紹介している。12日深夜には地震があったが被害はなく、「対局場の天井カメラが少々ずれただけ」との投稿も。

 立飛ホールディングスの村山社長は「将棋が好きで、以前は昼休みや休憩時によく指していた。名人の将棋は自分では思いつかないような手が面白く、将棋界は若い人が活躍して、ますます面白くなっている。このような大きな棋戦は立川では初めて。来年も開催したい」と意気込む。