「第6回桜まつりぶら~りウォーキングin武蔵村山」の「さくら回廊」のライトアップが3月20日、始まる。今年は3月15日からオンライン会場でのイベントも行う。
ライトアップする「さくら回廊(正式名称は「野山北公園自転車道」、市内での通称は「水道道路」)」は、全長4キロのコースに約300本の桜の樹があり、そのうち1.5キロほどをライトアップする。
例年、「さくら回廊ライトアップ」と「お花見会場イベント」での音楽ライブやダンスステージを展開していた同イベント。今年は「お花見会場イベント」の方を中止する代わりに、「体験エリア」「音楽エリア」「文化エリア」「商業エリア」に分かれたオンライン会場を用意する。
体験エリアでは、オンライン花見を行うほかLINEスタンプを販売。オンライン花見は、桜並木の景色を360度撮影した動画を配信。五分咲きのころに第1弾を、満開時に第2弾を予定。満開時は日中と夜桜の2パターンで展開し、現地に出掛けなくても自宅で桜並木を見ることができるようにする。
音楽エリアでは、例年お花見会場で実施していたアーティストのライブ、キッズダンス、日本の伝統芸能を動画で配信。
併せて、文化エリアでは、語り部による武蔵村山の名所案内と桜川柳コンテンストを展開。商業エリアでは、飲食店・小売店などの店の動画を配信。イベント期間中の「お得な」情報や店主が出演するPR動画を配信。
武蔵村山市桜まつり実行委員会の広報担当、藤本ゆみ子さんは「オンラインならではの企画として、市内の名所や店を案内付き動画で訪れるコンテンツも用意。イベント会場を持たない分、逆に制限なくあちこちを案内できる。名所も店も、武蔵村山にはお薦めのスポットがいろいろあるので、いずれコロナ禍が収束したとき実際にお出掛けいただくきっかけになれば」と期待を込める。
「元々幅広い層の来場者への『おもてなし』を大切にしてきた当イベント。それはオンライン開催でも変わりなく、企画の軸になっている。コンセプトは、分かりやすく、見やすく、地域密着で温かみがあること。普段、ネットコンテンツを見ない方もぜひ一度、オンライン会場へお越しいただけたら」と呼び掛ける。
さくら回廊ライトアップ期間は3月20日~4月4日の日没から20時まで。桜の開花状況により変更の可能性がある。