たましんRISURUホール(立川市錦町3)、8月5日、子どもたちが絵付けをしたちょうちんの展示が始まった。
ちょうちんの絵付けは、例年8月上旬に行われている「立川よいと祭り」に合わせて、立川青年会議所がワークショップを開き、祭りで展示しているもの。コロナ禍で祭りが新型コロナウイルスのため、2年連続で中止となり、同会議所は、with コロナ時代を踏まえた上で次回開催に向けて「今できる」事業を展開していくべきと考え、絵付けキットの配布と展示を企画した。
市内の幼児~小学生を対象に希望者を90人募り、「立川の好きなところ」をテーマに自宅で絵付けをしたちょうちんを同ホールのロビーで8日間、展示する。
参加者アンケートでは、「子どもたちを自由に外出させることができない状況下で、親子で楽しい時間を過ごすことができた」「地域のイベントがほとんど中止になってしまい、学校や家庭以外の触れ合いが少なくなっているなか、企画に参加することができて良かった」などの声が聞かれた。
同会議所理事長の都築諒(つづきりょう)さんは「子どもたちが一所懸命絵付けをした色とりどりのちょうちんをご覧いただき、コロナ終息後の通常開催を楽しみにしていただければ。コロナ禍の中でもできることを考え、運動を発信していきたい」と話す。
観覧時間は9時~20時。8月12日15時まで。