立川駅南口に9月13日、サラダ専門店「pourquoi(プックア)」(立川市錦町1、TEL 042-518-9788)がオープンする。場所は立川市子ども未来センター裏にあるシェアハウス「ネイバーズ立川」の1階。
店主の濱田葉月さんは立川市在住。美容関係の仕事で、出張先のロサンゼルスで出合った「パワーサラダ」を広めたいと、同所にあったフランス料理店をサラダ専門店としてリニューアルした。
パワーサラダとは、野菜・肉・ナッツ・チーズなどを一皿に詰め込んだ主食になるサラダのこと。アメリカ西海岸やニューヨークで親しまれており、都心では専門店が増えている。
メニューは、ピラティストレーナーや「ベストボディジャパンコンテスト」受賞者が監修したという。野菜は「カラフル野菜の小山農園」(西砂町)などの契約農園から仕入れ、肉やシーフードなど多品目を取り入れる。別添えの自家製ドレッシングはオーガニックオイルなど素材にこだわり、「そのままでも充分おいしいが、食事が楽しくなるように」と数種類から選べるようにした。
「生野菜だけだと冷えてしまうので、焼き野菜や肉や豆などのタンパク質でボリュームを出し、ワンプレートで満足感を得られるように意識した」と濱田さん。
メニューは、「プックアサラダ」「シーフードサラダ」「プク牛サラダ」(以上1,580円)、「プクムキサラダ」(1,180円)、「プクべジサラダ」(1,080円)、「コブサラダ」(1,380円)など。フルーツや野菜を浮かべた「デトックスウオーター」を無料サービスするほか、黒米などのトッピングもそろえる。テークアウトにも対応。
心理カウンセラーの資格も持つ店長の宮崎恵さんは「食が心に及ぶ影響は大きい。おいしく食べて健康になって、ここに来たら元気になれる、パワースポットのような店にしていきたい。街の人たちの声を聞きながら、一緒にいいものを作っていけたら」と意欲を見せる。
「一日一回感動したい」がモットーの濱田さん。「ここにきて楽しかった、おいしかったなど幸せになって笑顔で帰っていけるような店にしていきたい。カフェとしての利用もできるので、ぜひ立ち寄っていただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は10時~17時。売り切れ次第終了。