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東大和のチャレンジ施設に昔なつかしい洋食店「カフェ デ ノスタルジー」

オーナーシェフの粕谷正広さん

オーナーシェフの粕谷正広さん

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 東大和市創業チャレンジ施設「チェレステ・ガーデン」(東大和市南街2)に9月26日、洋食店「Cafe de Nostalgy(カフェ デ ノスタルジー)」が、オープンした。

ステーキ肉を使い、じっくり煮込んだビーフカレー

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 シーズプレイス(立川市錦町1)が運営する同施設は、東大和市と連携し商店街の活性化を目指す「地方創生活気ある商店街づくり事業」の一環として、創業希望者向けに実践を学ぶ場を提供し商店街の活性化を目指す場。先月8月にうどん店「うさぎ屋udon」が卒業し、その跡を引き継ぎ、2店舗目の開店となる。

 店主の粕谷正広さんは37年間、サラリーマン生活を送ってきたが、家族の介護や自身の体調不良などの理由で勤務先を早期退職し、以前からやってみたかった洋食店を同チャレンジ施設でテストオープンし、実店舗経営に向けて準備することにした。洋食店巡りが趣味という粕谷さん。函館の五島軒や上野の精養軒が好きで何度も足を運んでいるという。

 メニューは「昔なつかしい街の洋食屋さん」をコンセプトに、管理栄養士の監修を受け、何度も試作を繰り返してレシピを仕上げた。洋食店の定番メニューのオムライス(800円)、ビーフカレー(1,000円)、ナポリタン(700円)などを提供する。ビーフカレーはステーキ肉を半日赤ワインで漬け込み、2段階に分けて長時間煮込んだ自慢のメニューだという。オムライスには、地元の伊藤養鶏場の卵を使い、コクのある「とろーり」卵をのせて仕上げている。

 デザートのプリン(380円)にも伊藤養鶏場の卵を使用。濃厚な卵の味と「滑らかながら硬め」のしっかりしたプリンは、メニュー名通りの「昔なつかしいプリン」となっている。ベイクドチーズケーキ(380円)なども用意。デザートのレシピは粕谷さんの大学生の子どもたちが中心となり夏休み中に家族ぐるみで考案。管理栄養士の駄目出しとアドバイスを何度も受け出来上がったという。

 「現在は東大和の別の地域に住んでいるが、子ども時代はこの南街の街で育った思い出のある場所。自分にとっても懐かしいこの場所で、穏やかな気持ちになれるような料理と空間で皆さんをもてなしたい。新鮮でおいしい地元食材にもこだわり、素材を生かした料理を用意してお待ちしている」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時~14時、ティータイム=14時~15時(土曜・日曜は16時まで)。月曜・祝日定休。

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