東京吉兆が手掛ける「味吉兆」(伊勢丹立川店8階、TEL 042-540-7474)で10月8日・14日、旬の食材を使って「第5回料理教室」が開催される。
同店は、大阪に本拠を構える高級料亭「吉兆」グループが全国展開する業態の一つ。吉兆の味を守りつつ、気軽に京懐石料理を楽しめる価格設定で、ランチやコース料理を提供している。同教室は、3年前に伊勢丹立川店の誕生祭イベントとして開催したのをきっかけに、以来、年に2回のペースで定期的に開かれている。
今回は、カツオと昆布を使った一番だしの取り方、刺身の切り方や盛り付け、野菜のいろいろな切り方、おすすめの「椀種」の作り方などを、料理長の後藤正行さんが会話を交えながらレクチャーする。「椀種には、これから旬の食材となるカニのしんじょを作る予定」と後藤さん。講義終了後は特別メニューの軽食を提供し、食事会となる。
近郊に住む主婦層の参加者の中にはリピーターも多いという。「楽しくて勉強になるとの声を多く寄せていただき、現時点で両日とも10人ほどご予約いただいている」と後藤さん。「プロがレクチャーする日本料理の基本を、ご家庭でぜひ生かしていただければ」とも。
両日とも、講義=12時~13時30分で、その後昼食会となる。参加費は8,400円。定員20人。電話予約が必要。