立川バスが12月、立川~羽田空港線の高速路線バスを使った貨客混載事業を始めた。
第1弾として12月8日から、JR立川駅直結の「グランデュオ立川」1階のイベントマルシェでJALUXグループ監修の作りたての「空弁」を販売している。同社羽田空港線の高速路線バスを使って同店まで輸送。「通常、羽田空港や現地の空港でしか購入できない人気の商品を立川で購入できる機会になる」という。
空港でしか購入できない「空弁」の新千歳空港の「北の海鮮鮨」(1,290円)、博多やまや「黒毛和牛めんたい弁当」(1,390円)、「ヨネスケのこだわりの天むす」(750円)、「いかめし空弁」(790円)、千歳線南千歳駅から「海鮮七福弁当」(1,190円)、「たん熊北店監修 強風黒毛和牛すき焼き弁当」(1,350円)などを用意するほか、JAL機内で菓子や食事として提供する、恵比寿「賛否両論」店主笠原将弘さん監修冷凍弁当や、JAL国内線ファーストクラスの茶菓に採用された「ドルチェポートチーズケーキ」、春華堂とJAL共同開発商品の紅はるかを使ったスイートポテト「大地のパイ」(3個入り648円、5個入り1,080円)なども販売する。
併せて、現地でしか購入できない「人気」スイーツとして、特製の薄皮パンにカスタードなどのクリームを詰めたクリームパン「北海道ポッププディング」(280円)、広島空港そばの八天堂ビレッジにある空の駅オーチャードから八天堂の「本気のめろんぱん」(280円)を用意。
福岡県福津市とのタイアップコーナーでは、ふるさと納税の返礼品にもなっているギョーザ専門店「ぎょうざの山八」の「生ギョーザ」(660円)、「まるごとえび生ギョーザ」(1,265円)や、「福津めんべい」(1,080円)、玄界福津鯛もなか」(550円)などの菓子もそろえる。
立川バス旅客サービス課の大野さんは「コロナ禍で国内外への移動が制限され、飛行機を利用する機会が少ない今、空弁で旅行気分を味わいながら楽しんでいただければ」と利用を呼び掛ける。
営業時間は10時~19時。12月14日まで。