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ひとり親家庭に恵方巻きを 立川の飲食店がCFで支援呼び掛け

店で寄付を募っている参加店「和海(なごみ)」の野畑店長

店で寄付を募っている参加店「和海(なごみ)」の野畑店長

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 2月3日の節分の日に、立川の個店飲食店が集まり、ひとり親家庭に恵方巻きを、地域の子どもたちに鬼がお菓子を配るプロジェクトを企画し、寄付を募っている。主催は「立川SDGsつなGO!委員会」。

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 集めた寄付金で、コロナ禍で大変な飲食店に恵方巻きを発注し、ひとり親家庭にその恵方巻きを配布、地域の子どもたちに鬼が菓子を配るという同プロジェクト。寄付金を募ると同時に、返戻品を用意したクラウドファンディングも用意。返戻品は3種類あり、同委員会からのお礼メッセージと店ごとに異なる恵方巻き、店にいるスタッフの鬼の衣装に名前やメッセージが入れられるもの。

 参加飲食店は、現在立川に店舗を構える「和海」「入船茶屋」「おっ魚」「あさちゃん酒場」「ドンシェー」「中国料理 五十番」の6店舗。参加店はまだ募集しており、増える予定だという。

 返戻品の恵方巻きは、すし店のほか、イタリア料理店や中国料理店などさまざまなジャンルの店が作るため、ユニークな恵方巻きになるという。支援者は店を指定できないため、「どこの店のどんな恵方巻きになるかはお楽しみ」になる。「鬼の衣装への名前やメッセージの記載」の返戻品は、「企業のCSR活動の一環として利用してほしい」とも。

 同委員会メンバーで参加飲食店「和海」店主の梅津康輔さんは「まん延防止等重点措置が発出され、再びコロナ禍で大変な思いをする立川の飲食店と、ひとり親家庭、地域の子どもたちに笑顔の輪を届けたい。100組のひとり親家庭へ恵方巻きを配りたいので、目標金額は50万円。現在13万7,000円が集まっているが、1月31日までと期間が短いため、ぜひ早目に協力いただければ」と呼び掛ける。

 寄付の受け付けは、同プロジェクトの専用サイトからクレジットカードでの支払いと、参加店舗と1月27日にシーズ立川(立川市錦町1)で開催するピアサポートおやこ食堂の「誰でも地域多世代食堂」の会で、現金で受け付ける。

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