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立川南におむすびと総菜「のむすび」 インキュベーション機能も

おむすび専門店「のむすび」左から、おむすび職人の那須敬太さん、店主の竹之下飛騨さん、総菜を作る銀吉屋真由美さん

おむすび専門店「のむすび」左から、おむすび職人の那須敬太さん、店主の竹之下飛騨さん、総菜を作る銀吉屋真由美さん

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 「まちづくり立川」が5月2日、多摩都市モノレール立川南駅近くにおむすび専門店「のむすび」(立川市柴崎町3)をオープンする。

ショーケースに並ぶお総菜

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 おむすびを主力に総菜のテイクアウト販売も行う同店。店内には飲食スペースのほか、青果店「のーかる」を併設する。

 おにぎりには長野県産米の「風さやか」を使う。店主の竹之下飛騨(たけのした ひだ)さんは「米のうまみが引き立ち、時間がたってもモチモチして甘みがあるのが特徴」と話す。「移転のため3月に閉店したアルプスプラザ跡の物件活用に当たり、日本のファストフードともいえるおむすびに着目し、専門店出店を企画した」とも。

 コンセプトは「むすぶ」。おにぎりの具材は、市内の北島麹店(錦町)の大葉みそ、もとだれ本舗石坂商店(曙町)の岩のり、多摩地域の野菜など地域食材を使う。「にぎる、というよりむすぶことで、ここをハブとして食品やお客さまがつながり、地域が循環していければ」と竹之下さん。

 おむすび職人の那須敬太さんは「お米が大好きで、数多くの米を試食して選んだこだわりの味。ふっくら大きめに握った140グラムのおむすびの味を感じてほしい」と話す。

 店内には、起業にチャレンジする人を応援するインキュベーション施設も併設。現在営業中の総菜店「優華菜(まさかな)キッチン」は、独立出店を目指す銀吉屋真由美(ぎんよしやまゆみ)さんが経営を切り盛りする。銀吉屋さんは小平市在住の二児の母。「看板メニューのだし巻き卵をはじめ、ずっと家族のために作ってきた家庭料理がベース。できるだけ地域の野菜を使いながら、食事や生活が楽しくなる手助けをしていきたい」と意気込む。

 おむすびのメニューは、「たっぷりいくら」(390円)、「塩銀鮭」「たらこ」(以上220円)、「チャンジャ」(240円)、「大葉味噌」(180円)、「塩むすび」(160円)。お総菜は、「昭島市の『美味くて多摩卵(たまらん)』を使っただし巻き卵」(1本=540円)、「トマトたっぷりサラダ」(410円)・「国産鶏の唐揚げ」(324円)・黒酢あんの肉団子(4個=380円)(以上1パック)など。

 竹之下さんは、鹿児島県出身長野育ち。18歳から飲食業界に入り、10年前から多摩地域で暮らしている。「地域に溶け込み、地域を元気にしていきたいとの思いから、この春『まちづくり立川』に入社した。自分と同じように地域でチャレンジする人を応援しようと、インキュベーション施設や食材が活用できるおむすび専門店を提案した」と話す。

 「なにかと暗い話題が多いが、大きくてふっくらしたおむすびを食べて、コロナをふっとばすくらい元気になってほしい。この店は、借りてチャレンジしたり、食や人を結んだりする場所にもしていきたいので、ぜひ足を運んでもらいたい」と呼びかける。

 営業時間は10時~19時。日曜定休。

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