武蔵村山市の個人宅で5月27日、ボランティアの育児サポーターたちが「にじいろひろば ママとお子さまのためのサロン」を開いた。
武蔵村山市の家事育児支援サポーターの講座で勉強し、現在保育事業に携わっている現役の母親たちがボランティアで運営する同事業。スタッフが隣の部屋で子どもたちを見守り保育を行っている間、母親たちに茶菓子と共にゆっくりと楽しい時間を過ごしてもらい、育児疲れや不安を解消してもらうのが目的。
代表の吉澤和泉さんは「私自身4人の子育てをしている。子どもが小さい時は、ゆっくり座ってお茶をする時間などなく、地域の子育て広場に行っても子どもと遊ぶことに追われ、他のママたちとゆっくり話したり、ママ友をつくったりすることもなかなかできなかった」と振り返る。
同サロンでは、七夕ササの葉飾り付け、水遊び、芋掘り、月見など親子で楽しめる季節の行事やイベントのほか、見守り保育付きで母親が楽しめるワークショップや母親の誕生会など、母親が主役となる企画を用意する。併せて、個人宅の敷地内で、種まきや苗から野菜作り体験、収穫体験や野菜のお持ち帰りも行う。
吉澤さんは「個人宅なのでアットホームな雰囲気。ほっと一息つきたい時、ゆっくりしたい時、イライラしたり、沈んだりしている時、何かを相談したい時、友達の家のように遊びに来てもらえれば」と呼びかける。
開催は月曜・金曜の10時~12時。参加費は1家族100円。定員は子どもを除いて4人(事前予約制)。インスタグラムのDM、ホームページから申し込む。